※注意書き
ゲーム版ネタバレあります。
全ED含む。
ムダにだらだら長い。





主人公 月森孝介(取扱説明書メニュー画面名)
難易度 NORMAL LV82 約108時間 ステータス全MAX ペルソナ全書63%
最終メインペルソナ キクリヒメ・トランペッター・ヤツフサ
コミュ 太陽・死神・節制以外はMAX バスケ部 吹奏楽部 恋人なし


久々にRPG堪能しましたー。楽しかった。今は全コミュMAX目指して2周目の最中で、ボイドクエスト終わって夏休み中です。
自称特別捜査隊のメンバー、みんな可愛いしいい子で仲良しで和んだ。あと菜々子は天使!
特に気に入ったのは花村陽介です。主人公が気になって始めたはずなのに、これは正直予想外だった(笑)
いや、主人公ももちろん同等レベルで好きですよ? というかセットがデフォですよね?(おい)  だけどこういう、受け答えが選択式の主人公像っていうのはやった人によってイメージが違うわけじゃないですか。
ある意味『ぼくのかんがえたさいきょうのしゅじんこう』になっちゃうわけで、なんか、それを声高に好きだー!って言っちゃうのはちょっと 恥ずかしいというか、若干抵抗がないでもない(笑)
とりあえずうちの月森センセイは、スーパーハイスペック番長って感じではないですけどね。アニメの鳴上くんほど天然でもなく、 マンガの瀬多くんほどクールでもなく、穏やかで周りの子よりはちょっと落ち着いてる程度で、悩むし迷うし失敗もする、 そこそこ普通っぽい人、じゃないかなあ……多分。
(何しろ最初に迎えたEDがBADだった……あ、プレイヤーが悪いですかそうですね)
陽介は戦闘でも恐ろしく使い勝手が良くて一度もはずさなかった結果レベルが高いのと、 主人公のペルソナが補助系ばっかりだったせいで、メインアタッカーになってました(笑)
ボス攻略は女の子不在のムサムサパーティです(笑) てか、直斗入るの遅すぎじゃね?


RPGのお約束のダンジョン探索部分と、カレンダー形式の日常生活が別々になっているのは、個人的には初めてやったので新鮮でした。
ただ、自分の場合は最初の雪子姫の城は何日かかかって攻略したのですが、それ以外のダンジョンは、 全部カレンダー日付で一日で終わらせてしまっていたので、救出リミットの日付が来て 助かった人が元気になってでてくるまでが少々長いなー、という気がしました。
カレンダーのシステム上仕方ないのはわかってるんですが、速攻で助けても元気になるまで時間がかかるのに、もたもたギリギリまでかかって やっと救出してもすぐ元気になって出てくるってのがちょっとね(笑)

ストーリーのほうは、サスペンスものはあんまり詳しくないので…。
捜査が後手後手になっちゃうのは、なにしろ高校生だからあれが限界でしょう。
最終的に、人の心が滅びを求めるとかどーのこーの、になっちゃうのは、まあ、RPGの宿命みたいなものだし。

稲羽の人たちの、あれ、田舎のマイナス面ばっかり強調されてる感じなのが気になったなあ。
あと、バイト仲間の学校の先輩とかはともかく、パートのおばちゃんが店長の息子とはいえ高校生に話もってくるのはありえねーよ、と思いながら やってました(苦笑)

どちらかというと、本筋より日常生活のイベントとかコミュとかのほうが楽しかったんですよね(笑)
青春っていいよね!(過ぎ去ったはるか遠くを見ながら)

それにしてもコミュで女の子みんながみんな主人公に好意を向けてくるのがすごい(笑) どこのギャルゲーですか?
え? いや、友達だし心配だし相談にのってるだけのつもりなんだけどなんでフラグたちまくりなの?
まあ最終的にみんなお友達でしたが……。
なんでも全員と恋人になれるらしいですが、それはそれでどうなの……一人決めたら、あとは恋人にできないっていう仕様じゃだめなのかなー。
修羅場怖い(笑)



最初に見たBADENDは、菜々子は助かるけど、霧は晴れずに終わるほうでした。
選択肢むずいんですけど!!(涙)
いやー、あそこは本気で辛かったですわ色々。陽介おっかないしー。選択肢選ぶたんびにつっかかってくるのが怖くて、その時はどうして あんなにブチ切れてるのかわからなかったし。
(ただ、初回は話を進める、クリアするのがとにかく先で、台詞とかを噛み砕いて深く考慮しながらやっていたわけではないし、その後真EDまでやってみて わかったこととか、2周目だからわかることとか捜査期間外のダンジョンでのみんなと話すコマンドの会話とか(これ意外と重要な気がする)、 そういうのをもとに、きっとこういう性格なんだろう、と勝手に判断(笑)した結果、今はなんとなくわかった気がしています)
釈然としないまま寂しいスタッフロールを見て、とりあえずあっさり落とすほうも見とくか、と思って、落としてうわああああ何コレ最悪やー、 と激しくうろたえてみたり。

その後BADENDを回避して、真犯人の特定に移るわけですが……、状況証拠的には一人しかいないですよね。それはいいんですけど…… 別にあの人に思い入れも何にも無かったので(笑)、あーそうだったんだー、って感じで。
ただ、真犯人を断定した時点で第一・第二の殺人の動機が皆目見当がつかずにいたので、どうしてそんなことになったのかものすごく不思議だったんです。
それがまさか、あんな自分勝手な通り魔にも等しい理由だとは。愕然としました。第一の件は大目にみて事故としても第二の件は確実に故意、 それも、はっきりとは言ってなかったですけどあれって性的暴行目的で抵抗されたから落とした、って見えたんですけど気のせいですかね……。
こんな奴のせいでみんなが散々振り回されたのかと思うと、怒りを通り越してやるせないというか呆れるというか。
ホント久々にイラッ、というか、早くボコりてぇ!!と思ったボスキャラは、ずいぶん昔のゲームの『ダイナソア』の裏シナリオで、 パーティメンバーなのに最後の最後で敵になったあの人以来です(笑)
(なんでも、モチーフになってるのが『犯人はヤス』らしいですが、普通にリアルタイムで『ポートピア連続殺人事件』をプレイした身としては、 それはいくらなんでもヤスに失礼だろー、と思ったり)
まあね、彼が禍津稲羽市で語った事、物事がうまくいかないとか、世の中の理不尽を呪いたくなる気持ちが、 全くわからないとは言いませんし多分そんなのは大なり小なり誰でも思うこともあるかもしれないことです。 でも、越えちゃいけない一線ってのは、ある、と思うんですよ。
その辺りは特捜隊のみんなに正論を叩きつけられてさんざんこき下ろされていましたけど(笑)、逆に、うん、わかるよ、と言われても、 あの年齢で世の中を斜めから見ているようでそれはそれでとってもいやなので、ああいう反応で正解だと思います。

本当に嫌な事件で、きっとみんなが何らかの形で傷ついたと思う。でも、いつか将来壁か何かに当たった時に、反面教師にするなり、 自分を見つめなおす一考の材料にするなり、なんらかの形で成長の糧にすることができれば、それはそれで意味があったんじゃないだろうか。
そうでなければ、やりきれない。
まあ、これまでに自分の影やみんなの影と向き合って、誰にでも弱い部分もあるとわかっていること、 受け入れて乗り越えることができたことを忘れなければ、この先何かあっても大丈夫なんじゃないかな、と、勝手に信じておきます。


真犯人とお約束的な黒幕さんを一日で(笑)倒して、そのままノーマルエンドにいったわけですが、実は、その時点で仲間のコミュが魔術師しか MAXになっていなくて(苦笑)、なんか……うん。
(女帝、法王、正義、隠者、剛毅、刑死者、悪魔、月はMAXだった)
流石にこれはひどいというか、あんまりだと思って、最後のデータからダンジョン出て残り日数フル活用して仲間全員+塔を全部上げてから、 真エンドにいきました。
うん、やっぱり丸く収まるエンドがいいです。幸せなのがいい。たとえ予定調和といわれても。もうこの年になるとダークなあれこれで地味に精神的に ダメージ受けるんで。(それは年のせいなのか?)

ところでクリスマスのあと一気に3月まで飛ぶのはなんとかならなかったんですかね(笑)

幾千の呪言かまされた時に、真っ先に庇ってくれたのが陽介で、すんごい心臓に悪かった(苦笑)


で、どーしても腑に落ちないところが2点ほどあったんですが。
・イザナミが『絶望』『虚無』『希望』の三つを選んだ意味がよくわからん。最後に希望が残ったのに結局あれなんでしょ?
・生田目が『外部からきた人間』に数えられてるのが謎。市議会議員秘書やってたのだったらもともと市内にいたんじゃないの?  中央ってどこ指してるの? それともあの舞台って、稲羽市のなかのさらに一部地域を指してるの? だとしたら外部からきた、でもいいんだけど、 またずいぶん局地的な範囲で滅ぼすとか滅ぼさないとか判断してるんすねイザナミさん……。


ペルソナシリーズって女神転生シリーズのひとつでいいんですよね。
女神転生というとFC版の初代以来です(笑)(炎の腐海で止まったままクリアしてないけど)
そういえばあれもイザナギとイザナミがかかわってましたね。そういう伝統?


クリアしてからドラマCDとかにも手をだしてみたけど、なにこれ恥ずい。
聴いてると耳がこそばゆいんですがなんとかなりませんか(笑)(主にセンセイの囁きが)
『波導の力を見よ!』とか『パァースタァーーー』くらいしか知らなかったので驚いた。
いやー、声優さんって凄いなあ……。



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